羽アリをみかけることはありませんか?『シロアリ』は4月から6月にかけて要注意!
先日、お客様より ‘『羽アリ』が飛んでるんだけど… ’ とご相談をいただきました。
通常、地中で巣を作るシロアリを目にする機会はほとんどないものの、「羽アリ」が飛んでいる姿を発見して、シロアリの被害をご心配されたお客様よりご連絡をいただくケースがあります。
基本的に、シロアリは1年を通して活動しているとされていますが、特に4月から6月の時期は要注意です!
暖かくて湿度の高い環境を好むシロアリは、私たちには迷惑なことに、この時期が最も活動が盛んになります。
ちなみに、シロアリが活動できるのは6℃以上といわれています。
なので、さすがに冬は活動していないんじゃない?と思いたいところですが・・・
しかし!シロアリの住処である家の床下は高温多湿であるため、6℃以下になることはめったになく⇒ ⇒ ⇒
ということは、ほとんど一年中、活動しているということになるわけなんです!
(そんなにがんばらなくていいのに・・・と思ってしまいますね(︶^︶))
この一年中活動しているシロアリですが、4月から5月にかけて繁殖期を迎え、それから新たな巣を作るためにシロアリが飛び立つ姿を、私たちは「羽アリ」として、家やその周囲で発見してしまうことがあります。
シロアリ被害を受けやすいのは、シロアリが好む木材を使った「木造」の住居です。
この住居の中でも、湿気の多い床下やタイル貼りの浴室部分は、特に注意が必要です。
床下の換気が悪い住宅は、乾燥を嫌うシロアリにとってはうってつけの住処となり、被害にあう確率が高くなります⤴
また、タイル張りの浴室の場合は、水漏れや腐敗のリスクが高くなり、やはり、湿気を好むシロアリの温床になる可能性が高くなってしまいます⤴
もし、運悪くシロアリが侵入してしまい家に住み着いてしまうと、基礎や柱等の木材が食害されてしまう可能性が特大!!⚠⚠⚠
その被害の進行度合いも気になるところですね・・・
あの小さな体のサイズの割合とは不釣り合いなほどの大きな被害を、家屋にもたらすことも珍しくはありません💦
日本の家屋に被害を及ぼすシロアリは主に、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類だとされています。
どちらも3mmから5mm程度の体長でとてもミニサイズではありますが、それが集団で活動するわけです。
特にイエシロアリは集団で100万頭にもなるとか・・・😨😱😵
これらのシロアリが年中無休で働き続けると、1年で柱3本相当の木材がやられてしまうともいわれています。
これを、どうとらえるのか、それぞれだと思いますが、いつから住み着いたかわからない、通常は目にしないシロアリが羽アリとなって、その姿を見てしまったり、シロアリの被害箇所発見してしまったりすれば、やっぱり不安なる方が多いんじゃないかと思います。
そういう時には、まずは専門業者さんに点検を依頼されることをおススメします( ̄︶ ̄)↗
数多くの業者さんがいますし、点検内容も異なってくるとは思いますが、通常は無料点検を行っている業者さんがほとんどです。
1年を通して活動を行うシロアリですから、いつ侵入してくるかわかりませんので、できれば、一年に一度、定期点検を行うことがベストですが、なかなかそうもいかないケースも多いかと~
実際のところ、シロアリを見たりして実感がわかないと、定期点検をした方がイイとはわかっていても、なかなか面倒に感じますよね~~
仮に定期点検は無理だとしても、もし、シロアリはもちろん「羽アリ」の姿を見たり、「これ、おかしいんじゃない?」と思われる個所があった場合には、早め早めに対応をお考えいただく方がイイかと思います。
もし運悪く、シロアリ被害が出てしてしまっていたとしても、対応を先延ばしにするよりも早めになさった方が、その後のかかる費用はトータル的に抑えられるケースが多いからです。
もし、自宅周辺でシロアリの姿を見た気がする、というだけでなく、ご自宅の中で、
◇ドアの開閉がうまくできなくなった
◇床を歩くとギシギシ音がする
◇壁や柱を叩いたときに空洞音がする
◇床に木くずが積もっていることがある
◇浴室が水漏れしたことがある、等々のケースがあり、少しでも気になる場合には、一度、業者さんにご相談されてみてください。
これらの症状は建物の老朽化が原因で起こることがほとんどですが、しかし、シロアリの可能性もあるということを、お忘れなく!