雨漏りの原因№1は?
先週の3連休に九州南部を通過していった台風!!
最終的には四国・本州・北海道に全てに上陸し、日本を縦断していきました。
幸いにも、北九州市は危惧していたほどの影響はなかった模様でした。
しかし、まだまだ台風シーズンですので、しばらくの間は
注意を怠らないようにしないといけませんね!
弊社でも、今年の梅雨明け頃より、数件の雨漏りのご相談をいただきました。
台風のような暴風雨が吹き荒れる際の雨漏りではなく
通常の雨漏りの原因として、最初に考えるのは屋根瓦ではありません。
屋根の谷部分で用いられる 樋(谷樋) です!
屋根が谷構造をとっている住宅の場合、屋根と屋根が取り合う箇所には雨水が集中します。
この 雨水を流す役割を担っているのが谷樋 です。
雨水が集中する谷樋は、年月とともに、サビや穴があき、腐食したり、谷樋自体が変形し
雨水をうまく流し切れずに逆流を起こすなどして、出口がなくなった雨水が屋根の内側に流れこみ、雨漏りとなるのです。
このような経年劣化の要因以外にも、たとえば、建物のそばに樹木などがあって
屋根に葉や花が落ちる → それらが雨水とともに谷樋に流れ込み、詰まる
→ 雨水の流れが阻害される → 雨漏りをひき起こすということも、ままあります。
近年では、通常の雨量では十分に流し切れるはずの雨水が、集中豪雨等により、想定量を超えた雨が降ったために
谷樋で流し切れずに雨漏りしてしまうという現象もおきています。
谷樋の腐食に起因した雨漏りの場合、これを取り替えることで修繕対応できます。
雨漏りの原因のうち、この谷樋が原因であることが半数以上です!
雨漏りのご相談も承っておりますので、ご心配な点がございましたら、どうぞご相談下さい!!
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